0022-04-13

自分は人生の第何章目にいるのだろう

心がヒリヒリしたことはないだろうか。
自分が人生の中で、進むべき方向に向かっているか自信がないときに。
人生の主導権が、現在の自分とはかけ離れたところにあると感じたときに。

将来のことを考えると、恐ろしくなる。
暗闇を手探りで進む恐怖感。壁にぶつかるか、穴に落ちるか。

将来のことは誰にも分からない。
人生の節目節目のイベントは、振り返ったときに互いに繋がり合い、意味を持つものらしい。
今の自分も、何か大きなイベントの一部として繋がっているのだろうか。

恐怖は目をそらせばそらすほど大きく膨らんでいくものだ。
目を背けることは、恐怖を増長させること。
心を決めて、真正面から見極めてやろう。

恐怖の前に立ちはだかり、目をカッと見開いて、恐怖の本質を見通してやるのだ。
もくもくと立ち上っていた恐怖は、途端にシュンと萎縮しはじめ、
自分が見下ろす程度のものになっていた。

私は心の底から笑った。
ワッハッハ!

理由もなく、心の底から笑いが吹き出してきた。
全身が弛緩する。じーん、と心が熱くなった。

分からないことは分からないと言えばよい。
かしこぶる必要もない。でくの坊と呼ばれても良い。
複雑な問題をきれいなマトリックスにまとめられなくても良い。

ただ自然体で、あるがままに、生きていけば良いのだ。
人間は必ず死ぬ。焦って死ぬ必要はない。心と身体をオープンにして、
自然と一体化し、溶け込めば良い。

0022-04-11

Complex and Simplicity

世の中は複雑だ。さまざまな要素が互いに相互依存し、影響を与えあっている。
そこで我々はフレームワークを当てはめ、シンプルな状態を作り出そうとする。
それは、強力なツールで、人類発展に大きく貢献してきた。

でも、思うのだ。

複雑からシンプルにする過程で、そぎ落とした「何か」に
大切なものが含まれているのではないか、と。